ネット銀行と普通銀行

日本における普通銀行として、都市銀行、地方銀行、信託銀行の3つが挙げられます。私たちの生活の中でもよく耳にする言葉ではないでしょうか。これらの銀行は、都市に本店を構え、広域展開し支店を構えている銀行であり、通常は銀行まで(もしくはATM)足を運んで取引をします。しかし近年では、ITの普及により、銀行の形態も変わっており、「ネット銀行」と呼ばれる新しい形態の銀行が現れました。ネット銀行とは、営業するにあたり、最小限必要な店舗のみを保有し、インターネットや電話などの通信端末を介した取引を中心としています。店舗型の普通銀行は、店舗や自社のATMがありますが、ネット銀行は店舗や自社のATMが少なく、預金通帳も発行しません。人件費や店舗の運営コストがかからない分、顧客への還元が大きいのが最大の特徴です。預金金利が高く(定期預金並みのところもあります。)、振込手数料が安い、もしくは無料という銀行が大半であるため、普通銀行からネット銀行にシフトした人は驚くことでしょう。また、同じ銀行同士なら、土日祝日関係なく送金可能であり、コンビニATMなどを利用すれば24時間365日現金の入出金が可能です。また、店舗型の普通銀行と同じように、外貨預金や投資信託、ローン、証券や保険まで行うネット銀行もあります。このように、従来の普通銀行では実現できなかった付帯サービスが多数あり、その魅力が、現在、ネット銀行が支持されつつある理由だと言えます。